4ストロークとは?
ハーレーに採用されているエンジンは「4ストロークOHVV型2気筒エンジン」です。
4ストロークとは、どういう構造でしょうか?
まずエンジンには「2ストロークエンジン」と「4ストロークエンジン」があります。
エンジンの内部にあるシリンダーで、空気とガソリンを混ぜ合わせた混合気を爆発させ、ピストンをストローク(上下運動)させることで、エンジンの動力が生まれます。
混合気を爆発させるタイミングですが、4ストロークエンジンは、ピストンが4回ストロークするごとに1回、混合気体の爆発が起こるようになっています。
2ストロークエンジンは、2回ストロークに1回、混合気の爆発が起こる仕組みになっています。
この爆発により、フライホイールを回転させることで、ストローク(上下運動)が円運動へ変換され、タイヤが動くことになるのです。
爆発を起こしたガスは排気バルブを通して、外部へ排出され、これが「排気ガス」にあたるものとなります。