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ハーレーのOHVエンジン
ハーレーの特徴とも言える「OHVエンジン」は「OVER HEAD VALVE エンジン」を略した言葉です。
OHVとは、エンジンのバブルを駆動するシステムのことを指し、OHVはバルブを開閉する流れが早く、正確であるほど、性能のよいエンジンということになります。
OHVという構造自体は古くなりつつあり、他にもOHC、DOHCなどの優れた構造のエンジンが開発されています。
ハーレーもOHVエンジンの前には、サイドバブルエンジンを採用していましたが、今はサイドバブルエンジンは生産されていません。
今のハーレーは、OHVという構造にこだわり続けています。
それは、なぜでしょうか？
ハーレーライダーの多くは「スピードが出れば良い」「パワーがあれば良い」とは思っておらず、ハーレーに独特の乗り心地が必要、と考えているものです。
いきなりスピードが出る感じではなく、低速から加速するときのハーレー独特の味や、「どこどこどこどこ・・・」と響くトルク感を出すには、OHVエンジンが必要なのだと言えます。