HOME > ハーレーエンジンの歴史 > エボリューションエンジン
エボリューションエンジンとは?
エボリューションとは、進化という意味の言葉で、この言葉にはハーレーを愛する人たちの思いが込められているのです。
その当時、業績不振に陥っていたハーレーダビッドソン社は、「AMF」という大手機械メーカーに買収されていたのですが、ハーレーダビッドソン役員13人が1981年にハーレーを買い戻した、という経緯がありました。
1984年には、ハーレーの復権をかけてエボリューションエンジンを発表、その性能の高さが評価され、ハーレーダビッドソン社は進化を遂げることができました。
エボリューションエンジンの特徴は、従来のハーレーエンジンとは違い、アルミ素材を採用し、熱がより早く冷めるよう工夫したのです。
また、エンジンの軽量化にも成功し、走行性能が向上しました。
品質管理の徹底により、エンジンの耐久性も格段に向上し、オイル漏れなどのエンジントラブルが激減したのです。
エンジンの名前「エボリューション」に込められた役員たちの「進化」への願いは、叶ったのです。